ライター・藤丸心太(ふじまるじんた)のブログ。本の感想とかゲイネタとか創作系など。お仕事依頼などはメールで。リンク・TB自由。コメントは承認制。fujimarujintaあっとgmail.com (あっとを@に変更)


by bogdog

時間とは何か?


買っちゃったよ。ポメラ。
山本弘先生のブログを読んで、使い勝手良さそうだったので。
これで電車の中でも仕事ができる!


読んだ本
『Newton 時間とは何か?』
『タングルレック』ジャネット・ウィンターソン
『おもいでエマノン』梶尾 真治
『無常の月』ラリイ・ニーヴン

なんとなく、「時間」とそれに関わるものばっかり読んでる。
ニュートンは、図がいっぱいあっておもしろいなあ。
時間とは何か? を、科学と哲学とSFとで考えてるわけで。
いろいろと夢が膨らみます。

『無常の月』は、これまた山本弘先生のブログにあった記事で、この短編集に収録されてる『時は分かれて果てもなく』が紹介されていたのが気になったので、古本で見つけて買いました。

どんな話かというと、パラレルワールドが科学的に証明された世界で、原因不明の殺人や自殺が急増する……という話で、詳しくは山本先生のブログから引用します。

 パラレルワールドの存在が実証された世界で、原因不明の自殺や無差別殺人事件が続発する。事件を捜査していた刑事は、無数のパラレルワールドにはまったく別の人生を歩んでいる自分が大勢いるという事実が、自殺者や殺人者の心理に影響を与えているのではないかと思いつく……。
 想像していただきたい。パラレルワールドにはありとあらゆる可能性が存在する。たまたま買った宝くじで1等が当たってあなたが大金持ちになっている世界も、当然、どこかにあるはずだ。その一方、悲惨な人生を歩んでいるあなたも大勢いる。職にあぶれ一文無しになっているあなた。難病にかかってベッドで寝たきりになっているあなた。人生に絶望して自殺しているあなた。誰かに殺されているあなた。数々の体験を経て性格が歪み、ついには無差別殺人者になってしまったあなた……。
 不安にならないか?
「そんなことあるわけないじゃないか」と笑ってはいけない。現代物理学では、パラレルワールドが存在する可能性が高いとされている(興味がおありなら「エヴェレット 多世界解釈」で検索してみてほしい)。パラレルワールドが存在するなら、そうなる可能性がわずかでもあるかぎり、あなたが不幸のどん底にある世界、あなたが死んでいる世界、あなたが犯罪者になっている世界も、必ずどこかにあるはずなのだ。

山本弘のSF秘密基地より 抜粋


山本弘氏は、秋葉原の通り魔事件と、それを非難するマスコミの論に対して、SF的な視点を持っているのがいいと思った。

自分がああなったかもしれない、と考えることは、パラレルワールドと考えるとSF的だが、間違ってはいない。そして、それは『人の気持ちになって考える』という思いやりそのもの。

高度に進化した科学が魔法と区別が付かないとしたら、SFも愛と見分けが付かない、というか愛そのものだなあと思ったりした。
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by bogdog | 2009-04-03 21:37 | 日々のことば