ライター・藤丸心太(ふじまるじんた)のブログ。本の感想とかゲイネタとか創作系など。お仕事依頼などはメールで。リンク・TB自由。コメントは承認制。fujimarujintaあっとgmail.com (あっとを@に変更)


by bogdog

光文社古典新訳文庫がスゴい

 「ねえ、『ギザセチガラス』って言う? 」
 「そもそも『世知辛い』なんて言葉、最近の若者はあんまり使わないよ、ジンタ。」

 やーん。ギザセチガラス。

 さて、スポーツの秋、読書の秋、アンジェラアキの秋(j-waveはいつもこの季節になるとこのネタを使う)というわけで、光文社古典新訳文庫を買いました。まあ本はいつも買ってるんだけど、たまには古典も、と思って。
 
「地下室の手記」ドフトエスキー
「神を見た犬」ブッツアーティー
「変身/掟の前で」カフカ

の3冊。

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「神を見た犬」はamazonでオススメされてたんすよ。
幻想的な文学、かといってガッツリSFというわけではなく、現実と幻想が入り交じった感じが好きという自分の好みをピンポイントにせめて来るamazonのオススメ。良い仕事してるよね。

実際、すごく面白かった。ガルシア・マルケスの「エレンディラ」が好きなら、この感じははまるかも。

表題の「神を見た犬」もよかったけど、「七階」が特に良かった。
病院の入院病棟が7階で、下の階にさがるほど病気が回復する望みが薄くなる……なぜか、主人公はあらがえない理由で、どんどん下の階に下がって行くというお話。じわじわと怖いお話でした。

新訳っちゅうことで、読みやすい文書で書いてるのもいい。
「カラマーゾフの兄弟」とか、学生時代に読んだんだけど、全然理解できなかったんすよ。恥ずかしい話。この際、ちゃんと読んでみよう。
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by bogdog | 2007-09-21 00:00 | 本の感想