ライター・藤丸心太(ふじまるじんた)のブログ。本の感想とかゲイネタとか創作系など。お仕事依頼などはメールで。リンク・TB自由。コメントは承認制。fujimarujintaあっとgmail.com (あっとを@に変更)


by bogdog

カテゴリ:この漫画がスゴい!( 40 )

モーニングの表紙&巻頭カラーが『クッキングパパ』で、どんな一風変わった料理を家族愛に絡めて見せてくれるのかしら? と思ってたら、大根を揚げた物をエビフライに見立てるという、メニュー。まじすか。

『きのう何食べた?』も掲載されてたのですが、こっちもインスタントラーメンという実にフツーなメニュー。クッキングパパだったら、インスタントラーメンを細かく砕いておじやにして、風邪引いてる時もむせない!(ありがとう息子よ!)とかにしてるにちがいない。

そう、クッキングパパのレシピは、「ちょっとした意外性」でスパイス効かせつつも、「家族愛のコテコテ人情」というわりかし大衆向けの味付けで、家庭的な(おいしいけどお金は払うほどではないというレベル)クッキングパパレシピを実現させているわけです。

でも…でも…巻頭カラーで大根の揚げ物はねえよ。
わざわざフライ作るくらいだったら、お金がなくても、鶏肉とか、かき揚げくらいは作るだろー。
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by bogdog | 2008-11-27 21:33 | この漫画がスゴい!
・ここ最近のモーニング「ひまわりっ!」はマジでおもしろすぎ。

・漫画ゴラクカーニバルの中村珍さんの漫画は、読み切りと思ったら第二話が!
 シャープペンに芯を入れるのに欲情したりと神すぎ。

・HUNTER×HUNTERはやっぱすごすぎる。うっかり2ちゃんねるのネタバレスレッドを読んでしまう日々です。最近は嘘バレってあんまりないんだねー。

・「このライトノベルがすごい2008 SIDE B」で、文倉十(『狼と香辛料』なんかのイラストの人)のインタビューが載ってるんだが、この人って、福満しげゆき「僕の小規模な失敗」に出て来てないか? 「ホームページにイラスト乗っけてたらそれがゲーム会社の目に留まってエロゲーでデビュー」「バイトしてた店がつぶれた」とか妙に符号する点が。それとも、こういうイラストレーターの人って、ホームページから仕事の依頼ってのはわりとよくある話なの?

・手塚治虫の「MW」映画化で、同性愛描写は全面カットはどう考えても間違ってる。あれは、賀来巌神父(ヘタレ攻め)×結城美知夫(魔性受け)をナチュラルでやってる名作なのに! 勝手に脳内変換して萌えられるといっても、もともとの設定を変えるとなるとものすごく悔しい。キャスティングも狙ってるでしょあれ。まあキャスティングはタイプじゃないからどうでもいいんだけど。

・「ラムネイッキ」(山田参助)は本当に買って良かった…

・ほぼ初対面の人(クライアントさん)と2人で、「ガラスの仮面」のちょっとした寸劇をやった。うぉーたぁーって叫んだ。

・「僕のかわいい上司さま 文庫版」(小池田マヤ)楽しく読ませてもらいました。漫画としては、女上司と部下の男が付き合うという話で、仕事ならではの葛藤や男女の意識の違いがリアルでさすが小池田マヤ! という感じで面白かったんだけど、やっぱり俺、サラリーマンって無理……としみじみと。この漫画みたいに、ビジネスだからままならない関係の中で成長するっていうのはすごくいいんですよ。僕も仕事でいろいろと学んでることが多いし、サラリーマン生活も1年弱やってて、すごくためになったと思うから。でも、上司と部下の恋愛、でやっぱり男と女なわけですよ。なんかもうそれが前提だからなあ、リアリティのある設定と話だけに、「自分がゲイであるということは、仕事の面においては恋愛に発展することはきっとないからつまんないし、ヘテロということが前提で一年中ずっといるなんてストレスたまりそうだしつまんなさそう」という事実を再認識しました。別に仕事に出会いは求めてないけれど、そういうのあるからみんな会社行くんでしょうきっと。バレンタインデーにチョコとか渡すんでしょう。(偏見)


・最近は松山花子にはまってます。欄丸祭のポスターを毎年描いていらっしゃる、と聞き、見てみたらやっぱり素敵ポスター。欲しいかもこれ。

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by bogdog | 2008-11-05 23:30 | この漫画がスゴい!

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「臨死! 江古田ちゃん」の瀧波ユカリ氏が、西谷祥子がいいよって言ってたのもあって、最近、昔の少女漫画家さんの本を読んでます。で、樹村みのりさんもその一人。24年産まれ、です。


(ジン太目線のあらすじ↓ ネタバレです)




「来るべき時が来たのだ」実家へと車を走らせると、母はすでに息を引き取っていて、昨日まで寒くないようにしていたのに、今は母は布団の中で氷を抱いている。

年老いて死んだ母を見送る。親戚が集まる妙なにぎわいを見せるお通夜や葬式で慌ただしくしている。ふと気がつくと、自分は母親が死んで泣けていないことに気がつく。

胸にあるのは、「わたしお母さんの子どもに産まれてよかった」と母親に言ったとき、「どうしてそう思うの?」と聞き返されたこと。なぜかそのときは答えることができなかった。母はぼけたと言われていたけど、それは違うと思う。母は言葉だけの言葉を疑問に思っていたのだ。

葬式から帰る。娘と2人の部屋。
「また公園の池があふれちゃうな」。娘が何気なく外を見る。外は雨、取り残されたような静けさ。

お通夜のとき、兄弟と母の思い出を持ち寄ったことを思い出す。
…子どものころ、母が骨折して入院したとき、オマエは夕方になると「お母ちゃんに会いたい」って言って泣いて、おぶって病院まで連れて行ったなあ…

私は、母が死んでも泣けなくなったのは、もう母を必要としない大人になっているからだと気がつく。それにもう泣いても、誰も母のところになんて連れてってくれない。

「お母ちゃんに会いたい お母ちゃんに会いたい」

私は、母が死んで初めての涙を流す。
雨は降り続けて、公園の池は溢れてしまった。


自分が、母と同じ大人になって、母から受け継いだものを数えてみる。総菜の味、毎年の行事など。でも兄弟の誰も受け継がなかったものもある。布団のうちなおし、など。思春期のころは母は受動的で主体性のない人間だと思っていたけれど、家族を愛する強い気持ちがなければできないことであったのだ。

お母さんの子供に産まれてよかった、という言葉に、「どうしてそう思うの?」と聞返されたとき、何も言えなかったけど、こう言えばよかった「だっていっぱい可愛がってもらったじゃない?」今ならそう言える。私は確かに愛されていたのだ。


見送りの後で、見つけたものの大きさ。それはただの喪失でなく、大きなもので包まれるような優しさだった。
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by bogdog | 2008-11-05 11:30 | この漫画がスゴい!
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ムーンドロップ町に住む、メガネがトレードマークの「かしこいうさぎさん」が、毎日シュークリームを焼いて、図書館に行く……というだけのお話。その他に登場人物は小説家の「テープ君」など。1984年初版。んでもって絶版。

「注文した本が届いた」とか「ペンキを塗り替える」とか特に何も事件も起こらず、ほのぼのとした日常を書いていて何もなさがよかった。作為がなくて。

テープ君が、昼過ぎに起きてマーマレードジャムがなくなったので作っていたら、急に雨が降り出して、外は雨がざあざあ降っていて、テープ君は家の中でとんとんと甘夏の皮を刻んでいるシーンは、とても音楽的でよかった。

それで砂糖がなくなって、砂糖を借りに、かしこいうさぎさんのところに行くんだけど、うさぎさんが「お茶でもいかがですか?」って誘っても「これだけでいいよ」って言って、「じゃあまた明日ね」って帰る。小説家のテープ君は、男の子が女の子と喧嘩して、仲直りにマーマレードジャムを持ってく話なんてどうだろうって考えながら……

それだけのお話がとても印象的。

郵便屋さんに手紙を書く話とか、少年の「ちぬた君」がムーンドロップ町に迷い込む話とか、事件もあるにはあるんだけど、雪の日に図書館に行くだけの話とか、そういう何もないほうが好き。

よーく見ると、最後のコマに「MUSIC BY Elvis Costello」とか「Talking Heads」とか書いてあるし、あとがきに「ENO(ブライアンイーノ)は雪の日に合う」とか書いてありまんした。音楽と漫画の関係って、深いんすね。

それにしても、作者のネーミンスセンス、いいと思いません?
N君と、「もし猫飼うんだったら『ちぬた』にしようぜ!」「お前発音できないじゃん」とか言ってました。

(ちなみに、柴犬を飼う時は「ちょぼ六」にします。)
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by bogdog | 2008-10-14 03:31 | この漫画がスゴい!
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根っからの犬派なのだけれど、デジカメを下げて街を歩けば、犬の写真よりも、猫の写真をいっぱい撮ってしまいます。

なぜかと考えてみて、ひとつの答えを得ました。
『猫には物語があるから』です。

もちろん、犬にだって物語はあります。
飼い主はどんな人で、どんな生活をしているんだろうって思います。

けれども、猫は犬以上に物語があります。
それは決して、人間の言葉で語られることのない物語。
家に、路地に、溝に、屋根に、街のあらゆる場所で生きている生き物。

猫を飼った事がある人はわかると思いますが、野良猫だって、飼われ猫だって、猫は決して全部自分のものにはなってくれません。にゃあにゃあ鳴いて、膝の上で丸くなってても、自分がひとつの「物語の主人公」であることを自分でわかっているプライドというか。猫の社会だけに通じる猫の言葉を持って、それで考えてるような気がします。

できるならそれを垣間みたい。
ほんの少しでも近づいてみたいと思うのは、たとえるなら、ものすごく好きな人が、絶対になびいてくれないのに似ています。このツンデレめ。

このイシデ電さんの「私という猫」は、

 もしも私が猫だったらば
 とっくに死んでいる
 私という猫が死んで四世紀半は過ぎているのだ

という、作者(多分)のモノローグから始まります。
猫に「おとうさんがご飯をたべさせてくれたにゃん!」といわすような、萌え・擬人化ではなく、著者である「私」が「猫」である、『擬"猫"化』がこの漫画です。

イシデ電さんはさらに思考をすすめます。

 猫の私は 昼は縁側 夜はこたつでぬくぬく
 …はしていない
 
 野良だから。

 なぜ野良か?
 もちろん自由を愛するから!
 …ではなくて
 母猫が野良だから引き続き野良。
 きっとそんなところ。

野良で、美しいシッポを持って、猫が嫌いで……そんな「私という猫」が歩き始めます。

 好きなものは
 特にない
 ない
 ない
 別にない
 好きなものにあふれている世界を
 「好き」ではなく
 「ふつう」という
 そう思っているのだ

 そんなようなもの
 それが私という猫
 ほんの数年か生きて
 死んだ
 足跡
 踏むごとに残す前に消えてった
 私という猫の足跡


野生は死に近い。この「私という猫」でも、初めに「死」をにおわせます。

子猫の死、ボスとの恋、ボスの座の争い……
「私という猫」は死も生も、猫の社会も全部、ありのままに受け止め、生きようとします。

伸びをして、歩いて、喧嘩する猫たち。猫、猫、猫!
イシデ電さんが描く猫は、ひとつひとつが太く短く生きる、ありのままの猫の姿を描こうとしている。執念を感じます。

こんな漫画を読んで、街を歩く猫たちを素通りできるでしょうか? できるわけないです。

いま写真を撮った、よぼよぼの野良猫が、「私という猫」。猫に名前をつけるよりも、「あれは私なのだ」と存在すら預けてしまうような、イシデ電さんに共感してしまいます。

猫好きも、そうでない人も読んで下さい。
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by bogdog | 2008-08-20 04:52 | この漫画がスゴい!
ジン太です。
オリンピックを見ながら仕事してます。

さてさて、友達から借りたマンガの感想を言うエントリー。
こういうコミュニケーションをとれば、きっと友達も気が大きくなって、もっとたくさん本を貸してくれるに違いない……という打算ありでいきます。

少なくとも、「これはジン太に合う」と思って貸してくれたから、その心意気には答えないとであります。ライターとして……いえ、その前に漫画少年として!


「銭ゲバ」秋山ジョージ

読んだ事ある、って言ったけど、ごめんなさい。「アシュラ」と間違えてました。
このころの秋山ジョージ先生ってすごいねー。これ、少年サンデーで連載されてたんだ。そりゃ問題になるわ。

ストーリーは、幼少のころに貧乏で、そのために病気の母親を満足のいく治療ができずに死なせてしまったので、世の中の復讐として「世の中銭ズラ!」の「銭ゲバ」になる
…というストーリー。主に殺人(わりとずさん)でのし上がっていきます。

ラストがものすごかった。秋山先生の、結局は人間皆業が深い、真の意味で悪人はいない、という悲しみと絶望がものすごく重くて良かった。

「百物語」杉浦日向子
江戸奇談。猫がしゃべる話で、ひなたに座って干物を選り分けてる婆に、

 「ばばさま それを俺に食わしや」

と、猫がいい、婆が、

 「ぬしは何言うぞ まだ旦那とんにも 食わしとらんのに」

という話がいちばんかわいくてよかった。おどろおどろしくない、とりたててオチもない妖怪話がゆるくて素敵。

そのほかに、よくわかんないけど蘇って、よくわかんないままな話とか。
「死んだ女房が幽霊になって井戸に出る」というので、井戸をさらってみたら、こんにゃくが出て来て、たったこれだけのことで未練があるなんて……と呆れる話とか。

思うんだけど、幽霊が呪うとか、妖怪が人間に化けてなんかするとか、きっとそういう「人間視点で」考えた意味のある行動をするんじゃなくて、もうこの世の理を離れてるから、きっと人間からみたら意味のわからない行動をしてると思うんですよ。あいつらは。


「ゴーダ哲学堂」業田良家

「自虐の詩」のゴーダ先生です。哲学的な話をあつめた短編。
ええと、いくつかは面白く読めたんだけど、メッセージ性がストレートすぎる話はちょっと気恥ずかしくて辟易しました。うーん。このさじ加減はなんだろう。
笑いがあればいいんだけどね。

俺にとって、ギャグ漫画の条件って、笑いの中にも「ハッ」とさせる発見があるものだと思う。その「ハッ」の部分を全面に出されると、ちょっと「漫画的」ではないというか。(逆に「ハッ」の部分を巧妙に隠すと、ちょっと「文学的」。)

だから……「自虐の詩」は読めたんだけどね。


「国民クイズ」加藤伸吉・杉元 伶一
クイズに買ったら、なんでも願い事を叶えるという国民クイズ。
それを産み出した欲望や反体制……といった、わりとドタバタした漫画。
風刺が効いてておもしろい。
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by bogdog | 2008-08-16 14:20 | この漫画がスゴい!
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「臨死!!江古田ちゃん」の瀧波ユカリ氏が、ゲイ雑誌「badi」のインタビューで、自身のルーツの漫画のひとつとして揚げていた作品です。(って、インタビューしたの俺だが)

この作品が、雑誌で発表されたのは、68年〜69年。
24年組よりもうちょっと前。

とにかく文字量・台詞の多さに驚いた! 漫画というよりは、まるで小説みたい。

幼なじみのゴクロー君とか、憧れのアポロとか(このあたりのネーミングセンスが昔っぽい)、トーフの君とか、そんなに美人じゃない奈々子にみんな好意を抱くところなんて、ハーレムな感じが少女漫画っぽいんだけど、ただのハーレムものじゃなくて、奈々子の姉2人の恋、親友エクボの壮絶な恋愛など、恋することと、女性の自立や行く末なども、フォーカスしているのがよかった。

いまや時代が変わってしまったのか、高校生が真剣に悩んで世界と関わっていることを、「セカイ系」で戦うべき対象ぼかしてしまったり、「萌え」で黙殺しまっているけれど、(「よ◯ばと」とか。もっと子供はいろいろ考えてるだろう)

江古田ちゃんが書きたいものも、普段みんなが見過ごしているけれど、でもしっかりみんな持っている心の動きなんだろうか…と、江古田ちゃんのルーツに触れられてよかった。


心に残ったシーン。
「奈々子の青春」で、真面目で優等生だった仲良しグループの「オメガ」が、突然テレビに出て男女交際について真剣に語りだす(「真剣しゃべり場10代」みたいな討論番組)。偶然テレビを見ていた奈々子は、変わってしまったオメガにショックを受ける。そのとき、芸能人になるために学校をやめた「コケシ」から電話がかかってくる。



「勝手かもしれないけどさ 私がいくら変わっても あんたたちだけは変わらずにいてくれる その安心感があたしを力づけてくれたの あんたたちは私の分身だったのよ
(略)
あたしは変わってくまわりはみんな敵ばっかりの世界で一日一日は確実に変わっていくわ でも…でも…オメガや奈々子が昔のままでいてくれると思って…」

「ムリだわ…それはムリなのよ 一日一日は……だれにとっても新しい日なのよ…きのうああだったからって きょうもそうだとは…」

(そうなんだ 一日一日の積み重ねが次の日また次の日の私たちを作っていく ある日突然変化が起こっても それはその日1日からきたものではなく その日までの日数がつみ上げてきたものが突然表にでただけなんだ 次第に確実にひとりの人間がつくられていく時 それはもう他人のタッチすべき……いや しうる問題じゃないひとりひとり迎える一日は中身が違うはずだから)

「奈々子の青春(リニュ−アル復刻版)」西谷祥子 小学館 p161〜162より抜粋


大人になれば、あたりまえだと気がつくこと。そんなどうしようもないことに苦しみながら、ひとつひとつ痛みを乗り越えて大人になっていく。恋愛でも才能でもなくても、日常を生きる事がひとつのドラマであり、そのまま青春であって、きらきらと咲いている花みたいに尊いものなんだ、とほんと何気ない1pで気がつかされました。


抜き出してわかったけど、この長台詞、4コマに収まってるんだよね。すげえな……最近の漫画だったら、これだけで8Pくらい使いそうです。よしながふみだって台詞が長いと言われるけど、これに比べたら……

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おまけ デビィ夫人が若かった!
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by bogdog | 2008-07-14 11:23 | この漫画がスゴい!
前号分が読めます。晴美さん……!

上巻では、戦火の中でも、ほのぼのと生きる生活を書いていたけれど、だんだんと呉も爆撃が激しくなり、暗い影を落として行きます。

戦争は苦しい、その中でたくましく生きて来たユーモアもあった。
でも、やはり戦争は……

このテーマを、膨大な取材と筆力で書き切る、こうの史代さんは本当にすごい。
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by bogdog | 2008-06-26 11:58 | この漫画がスゴい!
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定期購読している漫画アクションなんすけど、本当にこのセンス大好きなんです。

表紙がどう見てもエロ本なこととかー

福満しげゆきの漫画が連載されてることとかー、「鈴木先生」とかー

最近は、裁判員制度を書いた「サマヨイザクラ」が鬼熱いですよ…!

しかし、アクションの新のスゴさはここではなかった!

祝!復刊100号記念の読者プレゼントは……
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「名場面再現Tシャツ」

あの漫画やこの漫画のあの名場面がTシャツに!

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こんな時代に少女の口からあんな言葉を聞けるなんて…オレはもう今逝ってもいい!(鈴木先生)


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頑張れ!金玉!(My Pure Lady)


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ダメだよっ!! 「ムキになる妻」おわり (うちの妻ってどうでしょう?)


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頼むよ……すっきりさせてくれないか(新・幸せの時間)


なんというか、欲しいような欲しくないような、いややっぱり欲しいような。このセンスってどのあたりのニーズを狙ってるんですかね。せめて書き下ろしだったりサイン入りだったりしたらまたお得感もあるのに、既存のコマの使い回しというのも、微妙なせこさ加減がいいかんじ。Tシャツの原価なんてね、ほんと数百円だよ。

「鈴木先生」のベストショットはまあこれで依存はないのですが、「うちの妻ってどうでしょう?」の個人的ペストは、気分爽快を表現するために回転したら携帯電話を落とした妻か、のど飴を「龍画散だよ!」と強調する妻なのですが、どうでしょう?

あ、でもこれは欲しい!

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福満しげゆきサイン入り 妻のひざ枕
コメントがまたいい。

「その出来栄えに福満先生も「もう一個ありませんか!?」と所望されたという至福のひざ枕を、是非ご堪能ください♪」



復刊100号記念って、本当はそんなに内部でも祝ってないんじゃないか、と心配になるくらステキな低予算プレゼントぞろいです。もちろん、これってジョークですよね?よね?

次号が出る、17日までには書店・コンビニにあると思うので、よかったら見てみるといいと思う。
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by bogdog | 2008-06-13 02:38 | この漫画がスゴい!

人間噂八百

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人間噂八百
今はなき、無料コミック誌ガンボに連載されていたマンガ。

芸能人、有名人総勢51名のゴシップ(裏が取れていないのもある)中心のネタ。マニアックでぐだらなすぎて、話のネタになりそうでならない、読んで「ニヤリ」とする感じのネタの数々。

画力ははっきり言って「えっ?」っていうくらい、全然アレなんだけど、オチもまあしっかりしてるし、つめこんだネタがすごい。

しょこたんの回で、「娘が芸能人になったことで「1世タレント」に2階級特進」と言い放ってるところがヒットでした。

和田アキ子は、水前寺清子を絶対「チーター」と呼ばないとか、知っていると10倍テレビが楽しくなりそうです。

ちなみに著者のブログでは編集部内で嫌われてたためにコミックガンボで出してもらえなかったという裏話がぽろりと。もうーガンボさんったらあ、先見の明がないんだからー。久米田、福満しげゆきときて、出版界の裏話を書くのがいま時流だというのに。というわけで、ガンボの編集部内の暴露も原稿としてあるそうなので、それが見たかった!
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by bogdog | 2008-05-27 02:35 | この漫画がスゴい!