ライター・藤丸心太(ふじまるじんた)のブログ。本の感想とかゲイネタとか創作系など。お仕事依頼などはメールで。リンク・TB自由。コメントは承認制。fujimarujintaあっとgmail.com (あっとを@に変更)


by bogdog

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センスオブジェンダー賞

『食卓にビールを』つうラノベを読んでたら、著者の小林めぐみのプロフに、『宇宙生命図鑑』で、第二回「センス・オブ・ジェンダー賞」を受賞したことがある、と書いてあったので、そういや小林泰三もなんかの作品でセンスオブジェンダーの最終選考に残った? とかあったなあ……と思ったので調べてみた。

wiki センス・オブ・ジェンダー

SF的なセンスを持って、ジェンダーを入れ替えたり、違った視点で捉え直してジェンダーに新しい世界をもたらすもの、という認識でいいのかな?

知らない作品ばかり…

『大奥』はわかるが、『ルサンチマン』ってそういう話だったっけ。
BL作品からもっといろいろ出してもいいんじゃないのかねえー

個人的に、センスオブジェンダーな作品って何だろう……と、ぱっと思いつかない。
漫画もラノベも、そもそもの共感ポイントを『萌え』という性(や、それによってもたらされる関係性)で構成されているから、センスオブジェンダーな作品って以外とないのかもねえ。

ああ、でも「終わりのクロニクル」のキャラでいたな。

(以下「終わりのクロニクル」ネタばれ要素あり)




ヒロインの新庄っていうキャラが、時間によって性別が変わるっていう設定で(2巻目くらいでネタばらしする)もし妊娠したらどうなるんだろう? って悩んだりしてるのがあって面白かった。

「妊娠らんま問題」っていうらしいんだけど、海外では議論の的になるのに、日本ではほとんど問題になってこなかったらしい。うーん。男同士でもセックスは後ろの穴でもできるけどねえ。

 そもそも、BLで萌えとSFを融合しているのに、あえてあまり知られていない作品に対してセンスオブジェンダー賞を授けることにどんな意味があるのだろう……と少し思った。

 逆にラズベリー賞みたいに、ジェンダー的に納得のいかない作品を取り上げてみては……とも思ったけど、意外とたくさんありそうだ。ホモ映画と認識されてる「ブロークバックマウンテン」とか、登場人物全員ジェンダーに捕われてるしねえー。奥さんもかわいそうだし、あのラストはベストと思えない……まあ、時代性っていうことだったらそういうものなのかもしれないけどねえ。

 萌えとして美少女を書いてエンタメに徹してる作品は大好きなんだけど(「ケロロ軍曹」とか)個人的にイラっとするのは、意図してなくて作者の古くさいジェンダー感というか性差別感がにじみ出てきてしまう作品。アニメ版の『ぼ●らの』とか……ナカマ母のあれは改悪だよね。
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by bogdog | 2008-02-28 21:49 | ゲイ・オカマ・クイァーなネタ
 バディ4月号で結構書いてます。

 ・Ane5 睾丸マッサージレポ+小ネタ
 ・あなたの隣のお稲荷さん (オタク14企画のうちの一つ。新宿二丁目にあるお稲荷さんを紹介)
 ・病院へ行こう! (HIVの診療を行っている病院にインタビューなど)
 ・エロDVDレビュー

 とまあこんな感じです。オタク企画といいながらお稲荷さんってどうでしょう? (他のオタク企画は、プロレスもっこり特集と、「美味ちんぽ」が面白かった) いろいろと調べてたら、結構新たな発見もあって面白かった(新宿の花園神社のお稲荷さんにはチンコが祀ってあるとか、新宿二丁目の大宗寺には珍しい『塩じぞう』があるとか)歴史に絡めたりできて楽しかったです。

 病院へ行こう! 個人的にいろいろとツメが甘いところ、迷惑かけたところ、納得できないところが多々あるんですが、次回に生かしたい。

 そしてバディはゲイ雑誌です。

 
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 あと、新宿二丁目のコミュニティスペースaktaのマンスリーペーパーに書いてます。

・ハッテン場千本ノック

 これは、連載だからもうそろそろ12ヶ月になるのか?マンスリーペーパーは、新宿二丁目のゲイバーなんかで配ってますが、webでも読めます。 ハッテン場(ゲイでやりたい同士が集まる場所。有料・無料いろいろあります)でのセックスにまつわるエピソードを野球のワザにたとえ、夜のメジャーリーガー目指して千本ノック! という広大なコンセプトのもとに産み出されたこの企画。今月号は、「11球目:言葉ひとつで飛距離も違う 今日から役立つ言葉攻め」です。ちなみに、次回は「12球目:マグロのように塁に戻れ! マグロ市場プレイ!」を収録する予定です。どうだろうこのセンス。

 今回のマンスリーには、12月に行われた、「think about AIDS ポエトリーリーディング」でHIV陽性者の手記を朗読した、大貫妙子さん、堀内貴之さん、AIさん、ダバティさんのインタビューが載っているので、オススメです。こちらです(読みにくいので、保存してから180度回転させるといいと思う)堀内さん、バディでもインタビューさせてもらったけど、やっぱいい男だー。ものの見方とか音楽に対する情熱とか。すごく憧れる。
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by bogdog | 2008-02-25 03:00 | お仕事しました

パパ半分

 仕事をしながらTOKYO FMを聞いてるんだけど、先日、クレヨンしんちゃんがゲストで出てた。それで、リスナーからの相談に答える! ってコーナーで、4才くらいの女の子のお悩み相談


 女の子「パパが好きなんだけど、ママもパパを好き。どうすればいいですか?」


 あらやだ、山岸凉子先生が好きそうなテーマですこと……と思って聞いてみたら


 しんちゃん「半分にすればいいと思うゾ。左と右とか。上と下とか。◯◯ちゃん(名前失念)はどっちがいい? 上半分?」

 女の子「……した」



 マニアすぎて大笑いしたんだけど、よく考えたら下半分が欲しいって答える子供って、下半分に「おとうさん」の概念の認識があっていうのはどういう仕組みなんだろう。「よくサッカーをしてくれる」とか「歩くのに足が必要」とかそういう認識でいいよね? きっと。
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by bogdog | 2008-02-22 13:10 | 日々のことば

サンデー雑感

・鈴木央先生のナントカ番長はいったい何処へ行こうとしているのか。なんですか。23区で番長のトップを決めるとかって。きょうび 腕力が強いけど実は優しい番長、という設定はいかがなものか。この人、人物の動きを描くのが本当にうまいだけに、なんだか宝の持ち腐れ感が。ライジングインパクトはよかったなあ。ショタっぽくて。あの路線でいけばいいのに、なんだろうこの萌えとは正反対の立ち位置は。

・絶対可憐チルドレン、いまいち感情移入できないのは何故だろう。なんだか薄っぺらいんだよね。「人間社会VSそれからはみ出したもの」という構図はよくあるパターンで、絶対可憐チルドレンはそれが「普通人間VSエスパー」なんだけど、悪役の目的が「エスパーだけの世界を作る」というのがなんだか陳腐な気が。(まあそれを言ったら、からくりサーカスだってストーリー的には破綻していたけれど)成長とか、戦いの理由とかそういうところがぼんやりしてて、何が描きたいのかまだ見えてこない感じ。
でも、今回の巻頭四コマのハルヒネタは面白かった。

・ものすごく今更なんだけど、金色のガッシュ! のクライマックスのクリアやブラゴと戦うシーンは適当すぎててがっかりした。個人的には、最終的にキャンチョメたちとバトルロアイヤルしてほしかった。「ごめんなさい……私、王様になりたいの。」「ウヌゥ」「メルメルメル〜」とか。

・友達が、「結界師」の同人誌を買ったらしいけれども、結界術自体は出てこないそうだ。あの術、すごく役に立つと思うんだけど? せめて念糸くらいは出そうよ! 俺の絶界を破ってみろ! とかいうストーリーだったら金つんでもいい。

・初めて新宿南口にある「とらのあな」に行った。ラノベを買いに。新刊の漫画もラノベも非常に充実していて、なかなかかゆいところに手が届く感じ。おまけのしおりもついたし、以外と役に立つ店舗かもー。あと、自分的にはそうでもない「未来日記」がやたらレコメンドされてました。
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by bogdog | 2008-02-21 02:09 | この漫画がスゴい!
 代々木のひつじ専門料理、「ひつじや」で脳みその唐辛子炒めとかなんとかいうメニューを食ってきました。

 店員さんが、「のうみそでーす」と言って出してくれました。勝手だけれど、せめて略さないでほしかった……でも,手羽先を世界の山ちゃんで頼んだら「手羽先です」って言うし、部位でいうよね。


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うーん、なんだかこの味は食べた事があるような…… 

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あ、魚のアラ、血合いのところに感触も味も生臭さも似てる! 美味い美味い! 

 そんなに辛くないしおいしかったです。
 サービスで出たパンがおいしかった。あと羊のたたきが馬刺みたいでなかなかイケル。

 N君は獣臭いの苦手とかで、食べませんでした。んがっ。男の趣味はブタみたいな人が好きなくせにー。

 あ、今、関よしみの食脳シーン思い出しちゃった。食べてるときに思い出さなくてよかったと心から思った。

 それはそうと、なかなかいいお店だったので、また行こうかと思います。
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by bogdog | 2008-02-20 12:52 | 街歩きネタ
 「ファンタジウム」で検索してたら、こんなの見つけた。

 良の魔法世界へようこそ

 作中でも「ホームページを内緒で作った」ってのが出てくるんだけど(2巻に収録)ここにあるのもちゃんとそれっぽく作ってあるのがスゴい。

 なにげにコンテンツが充実しています。用語解説もあるので、作中に出てくるマジシャン用語も一目でわかる。あとギャラリー とか、ブログとか。ちゃんと書き下ろしイラストが描いてあるのがスゴい。誰か文章書いてるんだろう? 作者? アシスタントの人?

 そして、そんな長見良くんから、バレンタインデーのチョコが届きました。
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 チョコを受け取ってるんじゃなくて、差し出してるのがポイントです。杉本亜未さんはわかっていらっしゃる。

 あー、そういや俺、エアデート世界選手権でゲイがセンパイにチョコレートをあげるネタをやったなー。もう一年前か……

 ファンタジウムの2巻は、2008年2月22日発売です。
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by bogdog | 2008-02-16 19:30 | この漫画がスゴい!
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オニツカタイガーの新作らしい。うわー超ほしい。

自分、いつもオニツカタイガーの足袋みたいな靴(忍者とかいう)をはいてて、さすがに3年くらいはいてるから、新しいもの欲しいなーって思ってたから買おうかなあ。

そういえば、フランチェスカ・リア・ブロックの小説に結構靴が好きな女の子が出てくるんだけど、靴フェチだから、靴を見たら誰の靴かわかったり、冴えない気分になると靴を買うので、部屋の中が靴でいっぱいになる女の子とかいたのをふと思い出した。男の子は先が尖った靴じゃなくて、丸くてずんぐりした靴をはいてるほうが好み、とかもあった。

靴が好きで好きで、集めてるって人は、男の子だったらナイキのスニーカーが好きな人がなぜか多い気がする。きっと山田参助の「若さでムンムン」のごとくアレにひっかけたりして遊んでるに違いない。靴にフェチはないど、靴べらならわからなくもない。あの曲線たまんねー。
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by bogdog | 2008-02-16 02:56 | 日々のことば
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漫画アクションにて、郷田マモラ氏の新連載、サマヨイザクラが始まりました。

来年2009年からスタートする《裁判員制度》。それは抽選で決まった一般国民が、殺人などの重大犯罪の裁判の審理に参加する制度である。フリーターの相羽圭一は、裁判員に選出された。ネットカフェ難民となってしまった人生を変えるべく、圭一は法廷へ!! 《裁判員制度》は、彼の人生にいかなる影響を与えるのか!?


 「モリのアサガオ」と続いて、社会派なテーマがっつりやってますね。

 第一話では、ネットカフェ難民の相羽がお金がないために人を殺そうとするところを思いとどまるという描写と、「人を殺したら地獄に落ちる」という地獄絵図の描写、燃えてしまった桜の描写がキテました。

 最近、ライトノベルの萌え系の絵ばかり見てたから、マモラ線(震えるような、独特の線)と点描で書かれたマモラ氏の漫画は、重くて逆に新鮮です。
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by bogdog | 2008-02-15 16:45 | この漫画がスゴい!

「終わりのクロニクル」

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(あらすじ)
第二次世界大戦という歴史の裏側にもう1つ、決して表に出ることのない戦争があった。

平行して存在したその全てを歯車にたとえG(ギア)と呼ぶ10個の世界との間で生き残りをかけて行われたその戦争は、全ての物事の究極の理由「概念」を奪い合い滅ぼすことから、概念戦争と呼ばれた。

そして戦争に勝利したわれわれの世界、「Low-G」に全てが隠蔽されてから60年、ある問題が起きた。

この世界のみが持っていた「マイナス概念」の活性化。
それにより、今や唯一のGとなったLow-Gは再び滅びの道を歩み始めていた。

滅びを回避するには、かつて滅ぼし遺恨を残した10のGの概念の力が必要だった。

概念戦争を戦いそれを知る組織「UCAT」はその為、各異世界の生き残り達との交渉の為に、専門部隊全竜交渉部隊(チームレヴァイアサン)を編成する。

1人の少年は祖父からその代表たる役目と権利を譲られ、「自分が本気になるために」交渉役を引き受ける。
自ら悪役を名乗る少年、その名を佐山・御言。

全ての遺恨を収め世界を救うための交渉、全竜交渉(レヴァイアサンロード)が、「佐山の姓は悪役を任ずる」、その言葉とともに始まる。

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長編のラノベ。1〜6までは上下巻あり、平均400P超。最終巻の7巻は脅威の1000P超で、電撃文庫の中でも最高記録。

おもしれー!!
絶賛大はまり中。いま最終巻読んでます。

「パラレルワールド」を扱う作品は多数あれど、この作品がすごいのは、「概念」を中心としたそれぞれのまったく違う10の世界が書かれているのと、それぞれの世界に戦う理由と謎があること。

各ギアとの戦いもだけれど、「概念」を使って戦闘になるときに、その相手の「概念」の論理の隙をついたり、戦いの中で、己を見つめて過去と対峙したり……世界観とキャラとストーリーが見事に合致してます。

話のテンションも高いし、キャラも展開も論理的に動いているので読みやすい。アマゾンのレビューなんかを見てたら、「文章が難しくて読みにくい」とか「設定がわかりにくい」とか書いてあったけど、えー、そうなの? つじつまが合っていないでなんとなくイベントが出ました的なお話なんかより、100倍読みやすいと思うけど……ここらへんは好みの問題なのかもしれないっすね。

あと1ページ……などと思ってたら気がついたら朝とか、本気でありえちゃうラノベです。 はあーもうすぐ読み終わっちゃうのか……
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by bogdog | 2008-02-15 09:03 | ライトノベルの感想だよ☆
 ジン太です。みんなは食べる時の擬音は「もっ もっ もっ」かな? それとも「まっく まっく」かな? 「もぎゅ もぎゅ」かな?  それとも「ズビスバー」はたまた「モニュ… モニュ…」かな? 

 この擬音だけでその漫画の元ネタと食べてるメニューが分かった人は漫画の読み過ぎだと思う。

 そんな漫画好きでかつ食いしん坊なジン太としては、いつかは「鉄鍋のジャン!」のレシピを食べてみたい、と思うのだけれど、今生では無理そうなので(お金がかかるから)実現可能な範囲で漫画レシピを実践する事にしました。



 よしながふみ「きのう何食べた?」(モーニング2月7日号掲載)のレシピを実践してみました! (第一弾ではジャムに挑戦したよ

 今日のシロさんの献立は、

◯一日目
 ・「ニラと厚揚げと豚ひき肉のみそいため」
 ・「白菜のゆずびたし」
 ・「わかめスープ」

◯二日目
 ・「ぶり大根」
 ・「厚揚げのみそはさみ焼き」
 ・「ニラのおひたし」
 ・「三ッ葉入りかきたま汁」

味の濃淡を付けつつ、バラエティも彩りも豊かな理想的な献立ですね。

今回は、「ぶり大根」を実践してみました!


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(1)大根は皮を切って半月切り(5cmくらいかな?)大根は2/3くらいかぶるくらいの水で水から火にかけて下ゆでする。煮立ったら中火にして10分は煮る





(2)次にブリのアラには全体に塩をふって10分ほどおく


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(3)そして大根とは別の鍋に湯を沸かしてそこにブリのアラを入れる。表面の色が変わったらすぐ取り出して、うろこや血のかたまりを洗い流す





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(4)しょうがの薄切り一片分・酒100cc・砂糖大さじ3・みりん70cc・しょうゆ50ccを入れて煮立てて、そこにブリのアラを入れて中火で10分ほど煮る。






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(5)そうしたらブリをいったん取り出す。かわりに同じ煮汁に水400ccを足して煮立ててから大根を水気を切って入れて30分くらい煮る。こうすると大根に味が染みて、しかもブリがぱさぱさにならない




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(6)大根に味がしみてきたらブリの身を戻し入れて、煮汁が少なくなってつやがでるまで火を少し強めて煮汁をブリにかけながら煮る





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(7)できあがったら、ショウガの千切りとゆずの千切りをのせる(あればでいい)





でーきあがりー!!
煮物は、時間はかかるけど基本は煮ているだけなので楽なので好きです。
ほっこりあったまるし、味が染みてておいしい。唯一の誤算は、4人分作ったはずなのに、一人で一回で食べ切ったことでしょうか。個人的には、「大根がうまく煮れる」かどうかで、料理が上手/うまくないの分かれ道なような気がします。対外的に。


【筧おうちルール】
 ・みそを使ったメインディッシュには、みそ汁を合わせない
 ・ニラなど匂いが気になる食材は、美容師の矢吹が翌日休みの時しか作らない


ちなみに、この号は全ページ料理で、台詞も当然多いです。よしなが節っつーか。なんだか逆にほっとしました。
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by bogdog | 2008-02-12 02:48 | まんがレシピを実践!