携帯電話俺
2007年 11月 14日
◯今日のラノベ
ガガガ文庫「携帯電話俺」
ある朝目が覚めたら、俺はケータイになっていて、俺の代わりに偽物の俺がいて、しゃべるカブトムシとかでてきて、女の子とか、魔法使いが出て来て、魔法対決とか始めた。
これが佳作かー……いや、世間的にはものすごく面白いのかもしれない、と思ってAMAZONで感想を見たらそんなでもありませんでした。
ホモ漫画でケータイ型のセクサロイドが出てくるというのがありましたが(「高性能なのでとても感度がよい」「挿入部で充電(一般的には排出部だが)使用法を間違って壊れる」)そんなお約束な設定(ホモを一般化するわけではないが、おそらくギャル漫画にもあるはず。前にサンデーかなんかで読んだ気が。『ぶっとび!!CPU』もそうだにゃー。)ではなく、ガチで「携帯電話!が俺!」 なので、カメラを通じてしか周りが見れなかったり、電源が切られない限り意識があって眠ることもできない……とかいう設定を最後まで貫き通しました。しかし、ぬるい。ぬるすぎる。SFなら、普通の人が考える想像の範疇超えて展開するか、完璧な世界観か、卓越した文章力やセンスが必要だと思うのだが、これはどれもない。あ、SFじゃねえや。ラノベだった。でもラノベならいいか、っていうとそーいうもんでもないと思うぞ。
携帯電話俺 (文庫)
水市 恵 (著)
ガガガ文庫「携帯電話俺」
ある朝目が覚めたら、俺はケータイになっていて、俺の代わりに偽物の俺がいて、しゃべるカブトムシとかでてきて、女の子とか、魔法使いが出て来て、魔法対決とか始めた。
これが佳作かー……いや、世間的にはものすごく面白いのかもしれない、と思ってAMAZONで感想を見たらそんなでもありませんでした。
ホモ漫画でケータイ型のセクサロイドが出てくるというのがありましたが(「高性能なのでとても感度がよい」「挿入部で充電(一般的には排出部だが)使用法を間違って壊れる」)そんなお約束な設定(ホモを一般化するわけではないが、おそらくギャル漫画にもあるはず。前にサンデーかなんかで読んだ気が。『ぶっとび!!CPU』もそうだにゃー。)ではなく、ガチで「携帯電話!が俺!」 なので、カメラを通じてしか周りが見れなかったり、電源が切られない限り意識があって眠ることもできない……とかいう設定を最後まで貫き通しました。しかし、ぬるい。ぬるすぎる。SFなら、普通の人が考える想像の範疇超えて展開するか、完璧な世界観か、卓越した文章力やセンスが必要だと思うのだが、これはどれもない。あ、SFじゃねえや。ラノベだった。でもラノベならいいか、っていうとそーいうもんでもないと思うぞ。
携帯電話俺 (文庫)
水市 恵 (著)
by bogdog
| 2007-11-14 18:00
| 本の感想